ハリポタ記念切手が発売、中国のファンも注目
米郵政公社(USPS)は先週、ハリーポッターの最新の記念切手を発売した。ホグワーツ魔法魔術学校から映画の名シーンに至るまで、計5ページの内容となっている。この情報が伝わると、ハリーポッターのファンは切手と初日カバーに対して強い購買意欲を示した。多くのオンラインショップではすでに売り切れとなっており、次の購入代行の時期を待っている。海外のサイトを利用した経験のある人は、公式サイトにアクセスし選択することも可能だ。広州日報が伝えた。
記者が25日にショッピングサイト「タオバオ」で「ハリーポッター」を検索したところ、200店以上が関連する切手を取り扱っていた。最も人気が高いのは、先払いの購入代行だ。
ある店主は、「先払いによる予約を受け付けた後、1期目の商品は帰国後の12月13日に発送する。1日当たりの出荷量には制限があるため、現在受注した2期目の商品は来月14日に発送する。今回の切手セットは計20枚あり、普通版のほかに1枚の初日カバーが入った特別版がある。具体的には、5ページ内に20枚の切手が収められていて、1枚の初日カバーには1枚の切手がランダムで貼られる。このコレクション価値は、バラバラにされている切手よりも高い」と語った。同店主の店舗では、この特別版の購入代行価格は130元(約2080円)ほどで、表示された取引情報によると、すでに数十人が同商品を購入していた。
外国の切手を専門的に集める陳さんは、「この切手の1枚当たりの定価は46セント(以前は44セント)、セットとなっている通常版は9.2ドル、初日カバー付の特別版は10.8ドルだ」と語った。
業界関係者によると、大人気の米国のハリーポッター記念切手は500万セット販売されており、1セットに20枚が含まれるので、計1億枚の切手が発行されたことになる。この関係者は、「真の限定版は発売3日目で売り切れとなった。中国国内では、購入代行を待つしかないだろう」と語った。しかし、記者の調査によると、ネット上で販売されている2007年英国版のハリーポッター記念切手は、1枚当たりの価格がわずか2元(約32円)のみで、それでも買い手がつかない状況だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月26日