2013年中国金融市場10大予想 (4)
予想9:A株市場
上海総合株価指数が3000ポイントに
2012年年末の強い反転上昇から、多くの投資家は「活気」を見出した。2013年のA株市場で、上海総合株価指数が3000ポイントの大台に乗ると期待されている。
5年間の低迷を経て、A株の株価調整がほぼ完了され、市場全体の価値も合理的な水準に達した。また12月の強い反転上昇により、上海総合株価指数が1949ポイントから約300ポイント増の2233ポイントに上昇し、250日移動平均線を上回った。各銘柄も高騰し、上海・深セン株式市場の取引量が増加した。投資家の自信が高まり、市場空売りが減少した。そのため2013年年初に、A株市場が変動しながら上昇を続ける可能性がある。
予想10:上場企業
A株上場廃止が常態化
深セン証券取引所は24日、*ST炎黄、*ST創智の2社が上場廃止になったことを発表し、新たな上場廃止制度による上海・深セン株式市場上場廃止の幕が開かれた。2013年は上場廃止が常態化し、創業板としては初の上場廃止企業が出現する可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」より 2013年1月4日