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中国の地方鉄道 外資・民間資本の誘致に意欲的

 鉄道建設に伴う資金圧力に対して、鉄道システムは単一的な融資方法による資金源の拡大の打破を試みている。一部の地方政府は現在、鉄道のこれまでの資金調達方法を変えようと模索している。例えば江西省は既存の債券市場融資および私募債融資の他に、海外融資という新ルートの積極開拓を表明したほか、「江西省鉄道産業投資基金」の設立を示唆した。業界はこの動きを、鉄道融資体制改革の一つのシグナルであると見ている。北京商報が伝えた。

 江西省の鉄道建設は全国トップクラスの資金源を確保している。その資金調達ルートには主に、銀行間債券市場融資、私募債融資、海外融資新ルートの模索、「江西省鉄道産業投資基金」設立模索などが含まれる。

 中国鉄道部は主に、鉄道建設基金、中央予算内投入、鉄道自己資金、鉄道債券、銀行貸付・支払勘定等により資金を調達している。既存の資金調達ルートと比べ、江西省が提案した外資誘致、「江西省鉄道産業投資基金」の設立は、新たな試みとなる。このうち鉄道建設の外資誘致について、鉄道部はこれまで余り取り上げておらず、鉄道建設の外資誘致はほんの一部に過ぎなかった。江西省は外資誘致の具体的な方法について、関連細則を発表していない。

 北京交通大学経済管理学院の趙堅教授は、「鉄道の外資誘致は、世界銀行資本の注入が有力視されている。外資誘致が実際にどれほどの規模になるかはさておき、地方の外資誘致は都市間鉄道から着手される可能性が高い。例えば江西省の外資誘致の過程を見ると、外資が投資回収率に対して高い条件を設定しているため、地方は外資に対して土地開発権を付与し、さらなる優遇措置を講じることにより誘致を促すと見られる」と予想した。

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