上半期の中国経済データが発表 GDPは7.6%増 (2)
工業生産は着実に増加した。上半期の一定規模以上の工業企業の増加値は、不変価格で計算すると、前年同期比9.3%増となり、第1四半期の増加率から0.2ポイント低下した。そのうち6月の一定規模以上の工業企業の増加値は、前年同月比で8.9%増、前月比で0.68%増となった。
住民の所得は着実に増加し、農村部の住民の所得増加率が都市部を上回った。上半期の全国都市部住民平均所得は、1万4913元となった。そのうち都市部住民の可処分所得は平均1万3649元となり、名目増加率は前年同期比9.1%増となった。価格要素を除いた実質的な増加率は6.5%。全国農村部住民の平均現金収入は4817元で、名目増加率は前年同期比11.9%増となった。価格要素を除いた実質的な増加率は9.2%。
盛報道官は、「現在の経済環境は複雑を極めている。次の段階では安定的な進歩、対策、質の向上を続け、安定的な成長・構造調整・改革促進を計画的に推進し、マクロ経済政策の持続性・安定性を維持し、調整の目的性と予見性を高め、市場メカニズムの作用をより良く発揮し、市場と経済の内生的活力を引き出し、国民経済の持続的・健全な発展を促し、中国経済のアップグレード版を築き上げる」と表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月16日