今月30日、中国の航空会社は2014年夏秋シーズンの就航ダイヤへの変更を実施する。南方航空湖北支社は18日、武漢―ソウル便などを含む複数の新たな国際線・国内線を就航させる予定であることを明らかにした。中国新聞網が伝えた。
今年に入って以来、南方航空の湖北省における旅客輸送能力は強化されつつあり、1月、3月、6月にはそれぞれ1機のボーイング737-800型機を導入、年内には737-800/700型機の保有数が計25機に達する見込みで、座席数も前年比30%増となる。武漢発着便は1日あたり69便(前年比30%増)に達し、過去最高となる。座席数は中国中部でトップを維持している。
今年の夏秋シーズン、南方航空の武漢発着の新路線、増便路線は計16に達し、うち国際線は3つ(新路線2つ、増便路線1つ)。
国際線の新路線は、▽武漢―ソウル直行便(CZ6079/80)、月・木・土に運航▽武漢―済州直行便(CZ6081/2)、火・水・金・日に運航――の2つで、このほか、武漢―プーケット、武漢―モスクワ、武漢―メルボルンなどの新路線就航を年内に予定している。国際線の新路線は、武漢空港のグローバルネットワーク強化に役立ち、湖北省の対外交流のルート拡大が期待される。
国内線は、東西に向かうネットワークがさらに強化される。成都―武漢―寧波便、杭州―武漢―包頭便は路線の変更・延長を行い、新路線の武漢―包頭便は毎日運航される。このほか、武漢―包頭便、襄陽―成都便、武漢―蘭州便、武漢―塩城便など、3線都市をめぐる旅客輸送を強化する。さらに、襄陽―成都便を新規就航させるなど、省内の地域路線も引き続き拡大する。
既存路線の増便は、国際線が1つ、国内線が7つ。国際線は、武漢―バンコクの往復便が毎日運航になる。国内線は、武漢―貴陽―昆明、福州―武漢―天津、武漢―青島―ハルビン、武漢―重慶―景洪、武漢―塩城―瀋陽、武漢―深セン―武漢の各便が増便となる。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年3月19日