○世界遺産申請には「軽重緩急」の見極めが必要
北京市無形文化遺産保護専門家委員会委員を務める北京民俗学会事務局長の高巍氏も、以下のような見方を示した。
韓国は総面積が小さく、文化遺産の数も比較的少ない。韓国政府の目的は、自国の文化を世界に全面的に押し出すことだ。
無形文化遺産プロジェクトの申請は、大きな価値や意味があり、絶滅の危機から救うために極めて有効な手段である。中国には、無形文化遺産が非常に多数あり、文化部は毎年、数百件のプロジェクトを申請している。このような状況において、どのプロジェクトを優先的に申請するかを決定する際に、「軽重緩急(重要なものと重要でないの、急ぐものと急がないもの)」をしっかり見極める必要がある。
炕暖房技術のような技術については、「実事求是(事実に基づき真実を求める)」の視点から見れば、全世界の無形文化遺産保護という点で、申請の重要性は決して高いとは言えない。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月18日