年金受給に「顔認証」を導入 江西省
江西省人力資源・社会保障庁はこのほど、同省は、年金受給資格を持つ省内住民2万8500人を対象とする「顔認証システム」を完成させたことを明らかにした。同省に住む年金受給者は今後、ネット上の「顔認証」を利用して年金を受け取ることが可能となる。新華網が伝えた。
「顔認証システム」とは、コンピュータによる画像処理技術を採用してデジタル画像から顔の際立った特徴を抽出し、デジタルモデルを構築した後、出来上がった顔特徴のテンプレートを使って、被測定者の顔の特徴を分析し、分析結果にもとづき相似値を出して、同一人物か否かを判断するシステム。これまでは、年金受給のための本人確認には、書類送付、写真、指紋などの認証方法を採用していたが、市民、特に高齢者にとっては、利便性が高いとは言えなかった。
「顔認証」技術の導入後、年金受給者が年金を受け取るためには、定められた期限内に、ネット上に開設された身分証明システムにアクセスし、身分認証を行うだけでOKとなり、高齢者は、極めて煩雑な手続きを行う手間を省くことができるようになった。
江西省は、まず、分宜県に住む年金受給資格を持つ都市・農村住民を対象に、顔認証システムを全面的に導入した。2013年10月末の時点で、この顔認証システムを利用した年金受給者は2万8500人に達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年11月25日