11月11日は「独身の日」、独身の人の過ごし方は?
1が4つ並ぶことから中国では11月11日が「独身の日」とされている。「独身の日」ができたのは、独身の人に早く恋人を見つけて、「孤独」に別れを告げてもらいたいと、多くの人が願っているからだ。一方、商業界は近年、「独身の日」を商機とし、関連の商品の販売や割引キャンペーンを実施しており、その規模は年々大きくなっている。今年の「独身の日」を目前に控え、独身の人はどのようにこの日を過ごそうと計画しているのだろう。筆者はインターネットや実際の取材などを通して、この日の様々な過ごし方を調べてみた。中国消費者報が報じた。
独身の人ばかりでバスの停留所に集結する
「独身の日」に、独身の人たちが「1111」や「ハッピー独身の日」などと書かれたお揃いのTシャツを着て、さらに棒を1本持って、バスの停留所に集結する。そして、みんなで「沈黙」する。バスに乗った後、またみんなで同じ駅で下車し、その後はそれぞれが人混みの中に消える--。この「独身の日」の祝い方には、早く独身生活を脱出したいという思いが込められている。
独身の異性を誘って映画を見に行く
「独身の日」に、独身の人は独身の異性の友人を誘って映画館に行き、孤独感を少し解消することもできる。映画を見終わった後、もしかするとその相手との恋愛が始まっているかもしれない。これも1つの出会いの方法だ。
一人で静かにディナー
にぎやかな場所が苦手で普段は仕事が忙しいという独身の人は、「独身の日」を利用して、自分のためのディナーを準備できる。ディナーは自分で作ってもいいし、自分の好きなレストランに行ってもいい。静かに一人の時間を楽しむのだ。
カラオケに行く
カラオケに行って歌を歌うのは、ストレスを発散する良い方法だ。恋愛ができず悩んでいる独身の人は独身の日に、この方法で普段のうっぷんを晴らすのもいいだろう。
思いっきり残業する
時間つぶしのために、「独身の日」に残業を計画する独身の人もいる。そのようにして、孤独感を紛らわしているのだ。
婚活サイトで恋人探し
外に出て過ごす以外に、独身を脱出するために、「独身の日」に婚活サイトで恋人を探すという独身の人もいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年11月8日