天猫 購入後に在庫切れ通知で謝罪、補償プラン発表
中国最大のオンラインショッピングモール・天猫(Tmall)は11月11日(独身の日)に激安セールを実施したが、その終了から10日後になって、すでに代金を支払った消費者の元に、購入した商品が在庫切れのため払い戻しを提案する通知が届いた。天猫は22日、「11月11日に注文が殺到し、システムのデータに誤差が生じたため、一部の商品で在庫切れにもかかわらず注文を受け付けてしまった」と公式に謝罪し、3つの補償プランを発表した。京華時報が伝えた。
◆注文したのに払い戻し
あなたも在庫切れでしたか??某ネットユーザーは11月20日、写真入りのミニブログを掲載し、「天猫が11月11日に実施した激安セールで、初めて『超売』(在庫を上回る販売)という言葉を耳にした。注文手続きは完了していたのに、在庫がないことを理由に、払い戻しを提案された」と述べた。
同ネットユーザーはミニブログで、天猫を利用した際の注文手続きを写真入りで紹介した。写真によると、同ネットユーザーは11日の0時3分に数本のジーンズを注文し、1分後に決済を完了した。「1時過ぎになっても、在庫は数十件と表示されていた。ところが天猫が規定した最長10日の出荷期限の前日、20日夜にシステムからの通知を受けた。購入した商品は在庫切れのため、店主と連絡し払戻しを求めるというものだった」。
その後、多くのネットユーザーが店主側から「11月11日に天猫のシステムエラーが生じ、在庫を上回る商品をご注文いただいたため、出荷できなくなりました。料金を払い戻しいたします」という内容のショートメールを受信した。統計データによると、ユニクロの公式旗艦店の他にも、アディダス、GAP、TOREADの天猫旗艦店で「在庫超過販売」が生じた。