死亡の女子高生、消防車と接触 検視当局が断定=米紙
ソウル発の韓国アシアナ航空214便が米サンフランシスコ国際空港で北京時間7日午前2時30分(日本時間、同午前3時半)ごろ、着陸に失敗して炎上した事故で、サンフランシスコサンマテオ郡の検視官はこのほど、死亡した中国の女子高生2人のうちの1人、葉夢円さん(16)が事故現場に駆け付けた消防車にひかれていたと断定した。米紙「サンフランシスコ・クロニクル」が現地時間9日に伝えた。
同検視官によると、調査員は8日夜、もう1人の犠牲者、王琳佳さんの両親と共に同空港に入りしていた葉さんの両親に対し、この事実を伝えたという。
さらに、同検視官は、犠牲になった中国人の女子高生の家族がサンフランシスコ入りしてからすぐに面会し、「2人のうち、どちらが消防車にひかれたのか?」という家族の質問に、「葉さん」と答え、「調査はまだ続いている」ことを伝えたという。
葉さんの遺体は、機体の左翼付近で、王さんの遺体は、滑走路の岸壁付近でそれぞれ見つかった。2人は事故当時、機体後部に座っており、王さんは機体が断裂した際、乗務員2人と共に外に投げ出されたとみられる。乗務員2人も重傷を負った。同検視官によれば、葉さんの検視結果は2-3週間後に出る。 (編集KN)
「人民網日本語版」2013年7月11日