アシアナ機事故 死傷者の親族が米国入り
7月8日、米カリフォルニア州サンノゼ市、駐サンフランシスコ中国総領事館の袁南生総領事(左)が浙江省江山中学の学生を訪問。 |
米西部時間7月8日夜11時10分、アシアナ機事故で死傷した浙江省江山中学の学生の親族、およびアシアナ機事故調査チームのメンバーが、サンフランシスコ国際空港に到着し、在サンフランシスコ中国総領事館の職員が空港で迎えた。彼らが到着する1時間前、到着ターミナルの乗客出口には中・米・韓の記者が押しかけていた。しかし被害者の親族を保護するため、親族らはメディアが大勢集まる通路を通らず、専用車でホテルとサンフランシスコ総合病院に向かい、死傷者の状況報告会に出席し、学生を見舞った。人民日報が伝えた。
在サンフランシスコ中国総領事館の袁南生総領事は現地時間8日午後2時、サンノゼのホテルに向かい、宿泊中の江山中学の学生を訪問した。袁総領事は、「現地時間午後に米国家運輸安全委委員会の代表者と会談し、事故原因と事後処理について協議した」と説明した。
総領事館の情報によると、重傷を負った3人の中国人学生のうち、2人が緊急治療室から一般病棟に移された。また、これまで昏睡状態だった1人の学生が昨晩意識を取り戻し、身分が確認されたという。
袁総領事は、「総領事館のこれまでの業務重点は、事実確認と負傷者の救助だった。今後は業務重点が今回の事故の事後処理に移る。総領事館は事後処理に力を尽くす」と述べた。
◆4人と連絡が取れず
中国外交部の華春瑩報道官は9日の定例記者会見で、「北京時間9日午後2時の時点で、アシアナ機着陸失敗事故をめぐり、13人の負傷者を含む135人の中国公民の安全が確認されているが、4人と連絡が取れておらず、2人の中国公民が亡くなった」と発表した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月10日
アシアナ航空機墜落事故