広州の気温が29.3度に 過去62年間で最高
広州市は2日、うだるような暑さとなり、半袖姿や日傘を差す市民が多く見られた。広州五山観測所では1日、最高気温26.7度を記録し、広州は一夜にして夏日に。2日には最高気温29.3度に到達した。広州市気象台の観測員は「2月2日の気温として1951年以来最高を記録した。昨年2月2日の16.6度と比べると、ゆうに12度高い」と説明した。新快報が伝えた。
「薄着でも日なたで交通機関を待っているだけで汗が出始める。新年の横幕を見なければ、夏が来たと思ってしまう」と、ネットユーザーはおかしな気候に突っ込みを入れる。この暑さの理由について、広州市気象局の諶志剛首席予報員は「1つには、寒気が弱くてほとんど影響がない一方で、暖かく湿った気流が強い勢力で広州を覆い、気温を上昇させたこと。もう1つには、寒気が到来する前の前線前の気温上昇効果があった」と説明する。
だが弱い寒気の影響はすでに出ている。本日は二十四節気の立春で、小雨が降って気温が下がる。明日と明後日も気圧の谷と低層の暖かく湿った気流の影響で霧雨が続く。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年2月3日