米政府請願サイト、中国人による「おふざけ請願」相次ぐ (2)
■ホワイトハウス、すでに110件の請願に回答
記者がまとめた統計では、現時点で、ホワイトハウスは110件の請願に回答しており、その内容は、政治、司法、人文、農業、学術など各分野に及んでいる。
これら請願の中には、銃規制問題に対するオバマ政府の見解を求めるものや、ウォール街改革の推進を求めるものがあった。また、アーカンソー州議員の罷免を求めるものや、遺伝子組み換え食品の強制表示を求めるものもあった。在米中国人が提出した請願も見受けられた。ある在米中国人団体は、「1882年に米国会を通過した『排華移民法』について、米政府の陳謝を求める」という請願を今年4月初めに提出した。
■ホワイトハウス、「おふざけ請願」にも回答
明らかにふざけた内容の請願であっても、規定の署名数を上回れば、ホワイトハウスはそれに対して回答している。例えば、映画「スター・ウォーズ』に登場する宇宙要塞「デス・スター」の建設を求める請願に対し、ホワイトハウスは今年1月、「この計画を実行するには多額の資金がかかりすぎる上、完成までに83万年かかる。あまりにも割に合わない」という回答を出した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年5月9日