中国、ネットショッピングの「値切り屋」が話題に 月収15万円も (2)
■「値切り屋」で月収15万円も
「値切り屋」を利用したことはあるというネットユーザーからは、「すごい。自分でなら、どんなに値切っても安くしてもらえなかったのに、値切り屋は5分もかからないうちに28元(約420円)も値切った」など、「いいね!」という声が多く上がっている。
ネットショッピングをよくするという周さん(女性)も、「初めて値切り屋に頼んだ時、約2000元(約3万円)のコートを買ったが、2時間かけて300元(約4500円)も値切ってくれた。手間も時間もかけなくて済むし、60元(約900円)なら安いもの」と語る。
收入に関して、劉さんは「対象商品やオン・オフシーズンによって違う。現在、ネット上で販売されている服の利益は元々少ない。服を専門に値切るなら1カ月1千元(約1万5千円)にもならない。でももし、建築材や工芸品の商品を値切り、しかもオンシーズンだったら、1万元(約15万円)も夢ではない」としている。
さらに、値切るのが難しいショップとして、ネット通販モール「天猫商城」と宝石など高級品を販売するショップを挙げた。前者にはほとんどのカスタマーサービスに値段を変える権限がなく、後者には固定客がおり、値段交渉を受け付けないのがその理由という。一方、値切りやすいのは、新しくオープンしたショップ。その理由は、高評価を獲得し、信用度を上げたいため、赤字にさえならなければいいと考えているからだ。
一方、ネットユーザーの崔さんは「ネットショッピングで値切るのも一つの楽しみ」とし、値切るコツとして▽いろんなショップで値段を比較して、およその値段を把握しておくこと▽商品がどうしてもほしいという印象を与えない▽ショップ側の「うちも経営がたいへん」などの「同情作戦」に引っかからない---を挙げている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月2日