李克強総理「中国の近代化実現にはまだ長い道程」
1日、李克強総理は米国の著名華人組織「百人会」訪中団代表と人民大会堂で面会。 |
李克強総理は1日午後、米国の著名華人組織「百人会」訪中団代表と人民大会堂で面会した。
李総理は、中米関係の健全な発展に向けた百人会の専門性を活かした努力を称賛。「みなさんの取り組みの多くは基礎を固める取り組みだ。中米交流の基礎は民意にある。双方の人的交流を通じて、米国各界に本当の中国を理解してもらう必要がある」と指摘。
「中国の近代化実現にはまだ長い道程がある。中米関係は世界最大の発展途上国と世界最大の先進国との関係であり、その堅実で安定した発展は両国にとっても、世界にとってもプラスだ。中国13億人の近代化がもたらす市場空間は計り知れない。中米経済は補完性が強く、互恵・ウィンウィンを実現することは完全に可能だ。中米は共にアジア太平洋の国であり、この地域で協力を展開するのは自然なことだ。アジア太平洋が真の発展を実現するため、各国は親しく付き合い、対等に接し、地域の平和・安定・繁栄の維持に共に努力すべきだ」と述べた。
李総理はまた「異なる文明、異なる文化は共存、交流、相互参考を実現でき、それによって世界も色鮮やかで素晴らしくなる。百人会が引き続き、中米交流・協力の促進に尽力し、中米関係の発展を支える良好な環境と雰囲気の形成を促すことを希望する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月3日