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外交部:各国は冷静さと自制を保ち、朝鮮半島情勢の立て直しを

洪磊報道官

 外交部(外務省)の洪磊報道官は10日の定例記者会見で、現在の朝鮮半島情勢の下、各国は冷静さと自制を保ち、緊張を激化させる行動を控え、情勢の立て直しを図るべきだと表明した。

 記者:韓国政府は本日、朝鮮に圧力をかけるようすでに中国政府に呼びかけたことを明らかにした。中国はこれにどう応じるか。

 洪報道官:最近中国は朝鮮半島情勢について繰り返し立場を表明している。中国は朝鮮半島および北東アジア地域の平和と安定を維持し、朝鮮半島の非核化を促し、対話と協議を通じて問題を解決することを主張している。現在の情勢の下、各国は冷静さと自制を保ち、緊張を激化させる行動を控え、情勢の立て直しを図るべきだ。それと同時に、地域の平和・安定の大局を維持する観点から、6カ国協議の再開に尽力し、対話や接触を継続し、各国の関係を改善し、朝鮮半島の非核化を推進し、北東アジアの長期的安定・平和を図るべきだ。

 記者:米国のある議員がこのほど、中国は自らの影響力によってもっと朝鮮に影響を及ぼすことができると述べた。これについて中国側のコメントは。

 洪報道官:われわれが繰り返し指摘しているように、朝鮮半島および北東アジア地域の平和と安定を維持し、朝鮮半島の非核化を推進することは各国共通の責任であり、各国共にしっかりと責任を担うべきだ。さきほど私が述べたように、国際社会は現在の朝鮮半島情勢を強く懸念し、朝鮮半島の平和と安定の維持を望んでいる。われわれは各国が国際社会の人心の向かうところに沿い、地域の平和と安定、情勢の立て直し、各国の関係改善にプラスとなることを行うよう希望する。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年4月11日

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