外交部:スーダン中国人拉致事件について
外交部(外務省)の定例記者会見で14日、洪磊報道官が質問に答えた。
記者:報道によるとスーダン北ダルフール州の州都エル=ファーシル付近で12日、中鉄十八局の中国人従業員4人が拉致された。状況と中国政府の取り組みについて教えていただきたい。
洪磊報道官「スーダンで12日に中国人従業員4人が拉致される事件が起きると、外交部はこれを強く重視し、直ちに在スーダン大使館に緊急対応を指示した。在スーダン大使館は直ちにスーダン当局に申し入れを行い、救出に手を尽くすとともに在留中国人の安全の保護を強化するよう求めた。現在、捜索・救出作業が進められている。同プロジェクトの他の中国側人員はすでに安全な拠点まで引き上げた」と述べた。
さらに、洪磊報道官は「中国政府は在外中国公民・機関の安全保護の取り組みを強く重視している。外交部は関係当局と共に、在スーダン大使館と関係企業を指導して、無事救出に向けた取り組みを全力で繰り広げる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年1月15日