翻って現在の日本を見ると、右傾化が日増しに深まり、かつての軍国主義による侵略戦争の否認さらには美化、極東国際軍事裁判の日本ファシズムに対する正義の審判の否定を企てる勢力が一段と台頭している。先月、ナチスの親玉であるヒトラーの誕生日に東京の街頭ではなんとナチス旗を手に持った行進が出現した。ドイツではこのような行為は法律で明確に禁止されている。日本が歴史問題で余りにも大きな負債を抱えていることがよく分かる。
「ドイツを真似ることを拒絶する」安倍の発言が、正しい歴史観の拒絶の表れであることを人々はすでにはっきりと認識している。彼の率いる日本右翼は自国と地域の国々との間に絶えず障害を設け、和解と協力を妨害し、自らを不義に閉じこめている。その結末は日本を国際的にさらに孤立させることに他ならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年5月7日