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中国の平和の主張、大国間に支持が広がる (2)

 (4)協力が争いを上回った。現在、各大国は声を揃えて協力を唱えている。その形式も多様で、名目も多い。例えばG20やG8のように世界的なものもあれば、東アジアサミット、ASEAN地域フォーラム、湾岸協力会議、イスラム協力機構、非同盟諸国会議など地域的なものもある。「戦略的協力関係」「戦略的協力パートナーシップ」「建設的戦略パートナーシップ」「戦略的パートナーシップ」「新型の大国間関係」のように2国間のものもあれば、「上海協力機構」「朝鮮核問題をめぐる6カ国協議」「中露印外相会議制度」「米日印豪戦略対話制度」「米日+1」「BRICS協力制度」など特定の目的に基づくものもある。平和共存、同舟相救う、協力強化、互恵・ウィンウィンという中国の主張は日増しに大国に受け入れられてきている。9月、露米はシリアの化学兵器を廃棄するための枠組みで合意した。9月27日、国連安保理はシリアの化学兵器廃棄に関する決議第2118号を全会一致で採択した。米国とイランの関係も「氷を砕き」始め、9月27日に両国大統領が34年ぶりに電話会談した。11月24日、イラン核問題をめぐるジュネーブ協議で突破口が開かれた。6カ国とイランは歴史的な合意に達し、外交ルートを通じた政治的解決の実現に向けて重要な一歩を踏み出した。

 中米関係に関しては、習主席とオバマ米大統領の2回の会談によって、双方は「対立せず、衝突しない、相互尊重、協力・ウィンウィン」の新型の大国間関係の構築に努力する考えで一致した。12月4日、北京の人民大会堂でバイデン米副大統領と会談した習主席は、これによって「両国関係の将来の発展の方向性が明確になった」と表明。バイデン副大統領は「中国側と共に、相互尊重、相互信頼、対等性を基礎とする、新型の大国間関係の構築に積極的に尽力する。こうした関係は希望とチャンスに満ちており、守成大国と新興大国との間の衝突という歴史法則の再演を回避することができる」と強調した。9月20日、中国の王毅外交部長(外相)は米ブルッキングス研究所での講演「中米の新型の大国間関係をいかに構築するか」で「両国はアジア太平洋から開始すべきだ。中国はアジア太平洋での米国の伝統的影響力と現実的利益を尊重し、米国がアジア太平洋の平和・安定維持に建設的役割を発揮することを望んでいる。米側もこの地域における中国の利益と関心を尊重すべきだ。中米はまた、アジア太平洋地域の焦点となる問題で具体的成果を勝ち取るべく共に努力すべきだ」と強調した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年12月13日

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