映画「華麗なるギャツビー」の監督が訪中 「餃子ファン」を自称
30日から中国大陸部で公開される映画「華麗なるギャツビー」のPRのため、バズ・ラーマン監督が北京を訪れた。試写会会場でラーマン監督は中国語で挨拶しただけでなく、自分は「餃子ファン」だと述べた。ラーマン監督は同映画は北京と縁があると語り、「大きな遠回りをして、この映画が始まった場所へ戻ってきた」とコメントした。京華時報が伝えた。
■現代の中国と似た背景
試写会後のインタビューでラーマン監督は映画の起源について語った。彼によると、同作品は北京と縁がある。2004年に映画「ムーラン・ルージュ」のPRのために北京を訪れた彼は、北京からモスクワへ向かう国際列車に乗り、車内であるオーディオブックを聞いた。「その後の3-4時間、私は片手にワイングラスを持ち、列車に揺られながら聞き続けた。それが『グレート・ギャツビー』だ。その時にこの作品の映画化というアイデアが生まれた。今、大きな回り道をして、私は再びこの映画の始まりの場所に戻ってきたわけだ」。
こうした原因からか、ラーマン監督は訪中を特に重視し、到着前にすでに微博(ウェイボー・ミニブログ)を開設し、取材でも自分のファン増加に余念がなかったという。「私が微博を開設してから48時間もたたないうちに10万人のファンができた。中国の若者はこの映画に非常に興味を持っているのだろう。多くの人がコメントを残し、よい質問をしてくれた。だから私も彼らが微博で映画を見た後の感想を教えて欲しいと言った」。