映画「華麗なるギャツビー」の監督が訪中 「餃子ファン」を自称 (2)
ラーマン監督によると、映画の背景は現在の中国と似ているところがあるという。両者はともに富が急増し、物質的な成長の段階にある。「ビルはどんどん高くなり、女性のスカートもどんどん短くなっている。だから、中国の観客が作品を見た後の感想に特に興味がある。彼らはより切実に感じるだろうから」。
ラーマン監督は、既に世界での興業収入が自分の予想を上回っているため、中国市場の興行収入にはこだわらない、と語った。
■ディカプリオの映像メッセージ
同作品で最も注目を集めている主役で、「中国人民の古い友人」であるレオナルド・ディカプリオは29日の記者会見に姿を見せなかったが、映像で映画での公開を祝うメッセージを寄せた。同メッセージのためにディカプリオはわざわざ中国語を学び、映像の最初に「大家好」(こんにちは)と挨拶している。米国で新作映画撮影中の彼はヒゲをはやしており、今回ラーマン監督と共に訪中できなかったことを残念だと語ると同時に、あらためて中国のファンに「埋め合わせ」をすると語っている。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月30日