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劉徳華がハリウッドの人種差別を批判

台湾「苹果日報」より。

 俳優の劉徳華と鄭秀文が共演する新作「盲探(Blind Detective)」がこのほどカンヌで上映された。「アイアンマン3」などのハリウッド大作に中国人俳優が数多く出演していることについて劉徳華は「興味はない。ハリウッドには人種差別がある」とコメントした。彼は監督という夢の実現に向けてシナリオを書いているところだと明かし、「外国人をあっと言わせる映画を撮影したい」と意気込みを見せた。また李安を今年の金馬賞50周年の栄誉主席に推薦したいと語った。中国新聞網が伝えた。

 彼は作品中で、かつては敏腕刑事だったものの、失明して転職した探偵を演じ、鄭秀文が演じる女性警察官が10年間行方不明の友人を探すのを手伝う。撮影開始前に視覚障害者センターで3カ月のトレーニングを受けた彼は、3週間で魚の調理の具合の音を聞き分けられるようになったと語り、「僕は視覚障害者としてもやっていける」とジョークをとばした。

 「アイアンマン3」や「トランスフォーマー4」などに次々と中国人俳優が出演しているが、前者に出演した王学圻はわずか数分の登場で、范冰冰は国際版ではカットされている。劉徳華は「ハリウッドは中国市場が欲しいだけで、中国人俳優を尊重していない」と嘆く。シナリオ創作については「書けば書くほど他人にはかなわないような気がして、書けなくなる」と語った。

 昨年は最もハンサムな金馬賞審査員主席と称された彼は、今年の同賞50周年に際して「必ず参加したい。もうその時期は空けてある」と語り、また李安を栄誉主席に推薦した。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年5月23日

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