7月14日に明らかになったところによると、科学技術部(省)は国家次世代人工知能(AI)公共計算力オープンイノベーションプラットフォームの承認に関する通知を発表した。国家スパコン成都センターが承認され、国家次世代AI公共計算力の建設準備をするオープンイノベーションプラットフォームの一つになった。科技日報が伝えた。
「国家次世代AI発展計画」を実施するため、科学技術部は昨年、国家次世代AI公共計算力オープンイノベーションプラットフォームの推薦申告を開始した。今回は国家スパコン成都センターなどの16のプラットフォームによる国家次世代AI公共計算力オープンイノベーションプラットフォーム(計画)の建設を承認された。
国家スパコン成都センターの関係責任者は、「当センターはAI技術インキュベーション実験場を建設し、多様化した製品エコシステムを構築し、「ChipSum」基本性能の移植可能なフレームワークと性能が実現可能で移植可能なAI基礎演算子バンクを独自に開発した。百度と共同で国産タンパク質構造予測モデル「Helixfold」を研究開発した上、AI分子ドッキング研究に用いる超大規模タンパク質分子ドッキングデータ集を間もなく発表する。成都暁多科技有限公司と共同でECスマートカスタマーサービス業界基盤モデル「XPT」を発表した。「ChatGLM2」など複数の主流オープンソースモデルのプレトレーニング及び微調整プログラムの適合に成功し、異なる業界・シーンの応用の需要を満たせる。また、国家スパコン成都センターはスマート蓉城AIプラットフォームの建設に参加し、スマート蓉城のAI応用に計算力のサポートを提供している」と述べた。
同責任者によると、同センターは現在すでに1000余りのユーザーと協力関係を結んでおり、ユーザーに多様化した計算力資源、ソフトウェア開発・適合、人材の共同育成、科学研究プロジェクト共同研究開発、計算産業インキュベーション・推進などのサービスを提供しており、基礎科学、AI、都市ガバナンスなど30余りの分野をカバーし、作業を累計4100万件以上遂行した。国家スパコン成都センターAI公共計算力オープンイノベーションプラットフォームは将来的に、国のAI計算力ネットワークの建設にさらに参加することになっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年7月18日