国際科技情報センターと学術出版社のエルゼビアはこのほど、「中国都市科学イノベーション人材比較分析報告書」を発表した。同報告書は2022年の中国全土のGDPトップ6都市の2018年から5年間の科学研究の実績を比較分析した。科技日報が伝えた。
同報告書によると、上海市、北京市、深セン市、重慶市、広州市、蘇州市というトップ6都市のイノベーション人材が年々増加し、全体的な学術成果の規模と質がいずれも安定的に向上し、国際的な協力と産学協力も積極的な成長傾向を見せている。
科学研究人材の集結は、都市の科学研究イノベーション力にとって非常に重要だ。同報告書によると、北京市の科学研究人材の数が最も多く、約76万人いる。同時に、6都市の科学研究人材の数はいずれも増加傾向を見せている。うち深セン市の科学研究人材の増加率は31.4%で1位。蘇州市は21.6%で2位、広州市は20.9%で3位。
科学研究成果と学術影響力は、科学研究の実力を測る重要指標だ。科学研究成果の面では、北京市は90万本近くの学術成果を上げ、6都市の中で1位。学術影響力の面では、深セン市の学術成果の相対被引用度(CNCI)は1.55で6都市の中で1位となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年5月15日