北京ジャイアントパンダ科学研究繁殖基地プロジェクトが19日、北京市房山区青竜湖鎮で着工した。中央テレビニュースが伝えた。
同プロジェクトの計画土地使用面積は約133ヘクタール。ジャイアントパンダの繁殖、科学研究、科学教育、国際交流などの機能を一体化させた絶滅危惧野生動物保護モデル基地になる計画。基地の正門エリア及び西側の生態駐車場の建設から着手という。
国家林業・草原局の関係責任者によると、房山区青竜湖鎮は生態環境が優れ、山・水・林・田・湖・草の要素が揃っている上、約667ヘクタールに上る森林公園が完成しており、ジャイアントパンダ個体群の北京地区での繁殖・生息地として適している。交通アクセスの面では、青竜湖鎮は西六環路に近く、天安門から車で約1時間離れており、物資の輸送や人の往来などの関連活動の実施に便利だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年12月20日