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中国商務部(省)の王受文・国際貿易交渉代表兼副部長(商務次官)は23日、「中国には環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)に加入する意志と能力がある。中国のCPTPP加入はCPTPPの全ての締約国の利益にかなうものであり、CPTPPメンバー11ヶ国がいずれも中国の加入を支持することを期待する」と表明した。
王副部長は「中国はすでに一部の自由貿易試験区と自由貿易港で、CPTPPのルール、基準、管理面の高水準の義務に照らして試行や試験を先行実施している。条件が熟した後、範囲を一層広げていく。従って、中国にはCPTPPの義務を履行する能力がある」と表明。
「CPTPP加入は中国の利益にかない、CPTPPの全ての締約国の利益にかない、アジア太平洋地域さらには世界の経済回復にとっても利益になる。中国にとっては、CPTPP加入は一層の開放拡大、改革深化、質の高い発展の推進に資する。既存のCPTPP11ヶ国にとっては、中国の加入はCPTPP締約国の消費者が4倍に増えることを意味する。これは締約国にとって大きな市場参入のチャンスであり、GDP総量は2.5倍に拡大する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年4月24日