雲南晋寧花卉産業現代化モデルパークにある雲南雲天化股份有限公司傘下の「花匠鋪」に足を踏み入れて見ると、スマート温室、水・肥料一体化、グリーンの水耕栽培、全プロセスデジタル化管理システムなど、至るところに花卉産業の現代化発展の水準が現れている。人民網が伝えた。
温室が「呼吸できる」とはどういうことか。「花匠鋪」の責任者である姚江蘭氏は、「温室は植物成長モデルに基づき、植物の成長に必要な光、温度、水、空気、肥料などの要素がある環境を創出し、作物の全プロセスにわたる環境への依存を減らし、自然環境の作物への悪影響を抑え、『呼吸できる』生産温室を形成した」と笑いながら答えた。
パーク全体で栽培されている花の品種は36種で、すべて基質水耕栽培技術を採用。標準化された管理により花の生産量と質を高めている。姚氏は、「従来の栽培モデルの1ムー(約6.7アール)当たり生産量は4-6万本だったが、現代化された管理フローと操作モデルにより15-17万本にのぼっている」と述べた。
「花匠鋪」は引き続き中国農業大学の2つの院士チーム、12の中国全土トップレベルの科学研究チームと協力し、「雲花」全産業チェーンにおけるネックとなる問題に焦点を当て技術の研究開発を行う。「政産学研用(行政・企業・大学・研究機関・ユーザー)」の深い融合を推進し、現地の花卉産業の質と効果の向上のグリーンな発展の牽引となることを目指している。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年3月24日