葉も根も枝もなく、花は色鮮やかだが、完全に開花した後には刺激的な腐臭を放つ。中国の西南地域に位置する雲南省西双版納(シーサンパンナ)・傣 (タイ)族自治州の熱帯雨林には、非常に珍しいサプリアという植物がある。しかし、サプリアは中国で30年近く確認されていなかった。人民網が伝えた。
サプリアは東南アジアの熱帯雨林の典型的な特徴を持つ植物の一つで、西双版納では絶滅したとされていた。しかし、近年、西双版納の熱帯雨林で再び発見された。サプリアはミツバカズラ属の根に寄生するため、通常は土の中に隠れており、見つけるのが難しい。十分に繁殖できるだけの栄養が蓄積された時にだけ、色鮮やかで大きな花を咲かせる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年12月29日