越境ECを通して輸入された商品を対象にした商品識別コードアプリが今月10日、四川省でリリースされた。これは消費者は海外から購入した商品のチェックや遡及、追跡が可能になったことを意味している。四川日報が報じた。
今回導入されたのは国際基準コードである商品識別コード(GTIN)で、それぞれの商品に個別にコードが割り当てられる。そのため、流通における商品の「身分証明番号」とも言うことができ、越境ECによって輸入される商品を、消費者は安心して購入することができ、企業側も安心して売ることができるようになった。
越境ECを直接監督する成都税関の関税処の関係責任者は、「アプリリリースにより、税関の監督・管理機能が向上し、税関と企業が共に、『信頼できる商品は青信号でスムーズに流通させ、信頼できない商品は赤信号で何度も停止しなければならない』というビジネス環境を作り出す助けとなる。そして、四川省の越境ECの業態の健全で秩序に基づいた発展が促進されるのにつながる」と期待感を示している。
アプリがリリースされた10日、越境EC企業の多くが、「トライアル」し、GTINを利用した届出手続き行った。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年2月14日