2025年の中国越境ECのB2B市場規模は13兆9千億元に

人民網日本語版 2022年03月29日15:29

中国国際経済交流センターは28日に報告書「デジタルプラットフォームが中小企業のグローバルサプライチェーン競争参入をサポート」を発表した。その中で、2025年に中国の越境ECのB2B(Business To Business、企業間でインターネットを通じて製品・サービス・情報の交換を行うマーケティングモデル)市場の規模が13兆9千億元(1元は約19.4円)に達すると予測した。中国新聞社が伝えた。

貿易のデジタル化が貿易の円滑化を推進し、デジタル技術の幅広い応用が国際貿易のコストを極めて大規模に引き下げた。同報告は、「ここ数年、グローバル越境B2Bモデルが急速に発展し、越境ECの中心になった」との見方を示した。

グローバル市場を見ると、20年のグローバルB2BのEC取引額は7兆ドル前後(1ドルは約123.3円)に達しており、20-27年の複合年間成長率は17.5%に達し、グローバルEC取り引きの80%前後を占める見込みだ。新型コロナウイルス感染症が発生して以来、国際貿易とサプライチェーンは深刻な打撃を受けているが、越境B2Bは流れに逆らって成長し、予測では25年には世界のB2B取り引きの80%近くがオンラインに移行するという。

中国市場を見ると、20年の中国の越境ECのB2B市場規模が越境EC市場全体に占める割合は約72.8%となり、そのうち輸入が28.9%、輸出が約71.1%を占め、輸出市場の規模は3兆元を超えた。予測では、21-25年の中国越境ECのB2B市場は25%の複合年間成長率で成長し、市場規模は13兆9千億元に達する見込みだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年3月29日

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