上海市が28日午前5時から東西分けて封鎖管理とPCRスクリーニング検査

上海市新型コロナウイルス対策指導グループはこのほど、黄浦江を境に東と西に分けて、市内全域で全住民を対象としたPCRスクリーニング検査を実施することを発表した。北京青年報が報じた。

まず、3月28日早朝5時から4月1日の早朝5時まで、黄浦江の東側にあたる浦東や浦南とその隣接エリア(浦東新区全域、奉賢区全域、金山区全域、崇明区全域、閔行区浦錦街道、浦江鎮、松江区新浜鎮、石湖蕩鎮、泖港鎮、葉榭鎮)で封鎖が行われ、PCRスクリーニング検査を実施する。浦西地区の重点エリアでも引き続き、封鎖式管理が実施される。第二段階として、4月1日午前3時から5日午前3時まで、黄浦江の西側の地域が封鎖され、PCRスクリーニング検査が実施される。

封鎖エリアでは、住宅・団地で封鎖式管理が実施され、住民の外出だけでなく、住民と車両は入ることはできるが、管理エリアから外に出ることは禁止される。通常の生活に必要とされる生活必需品を供給するデリバリー配達員や宅配便配達員は、無接触で配送することになり、住宅や団地のエリア内に入ることはできない。

また封鎖エリア内の全ての企業は、封鎖式生産活動、または在宅ワークに切り替える。ただし、市民の生活、都市の基本的な運営を支える水、電気、ガソリン、ガス、通信、交通、環境衛生、穀物・油・肉・野菜の供給といった公共サービス系企業は除く。

また封鎖エリア内の公共バスや地下鉄、フェリー、タクシー、オンライン配車サービスなども運休となる。（編集KN）

「人民網日本語版」2022年3月28日