北京市ハイレベル自動運転モデルエリア活動弁公室はこのほど、先行エリア無人化・車外遠隔操作路上テスト通知書を配布した。中国IT大手の百度(バイドゥ)と自動運転新興企業の小馬智行(ポニー・エーアイ)の20台の「車内無人・車外遠隔操作」車両が、北京経済技術開発区の20平方キロメートルの限定された路線と特定の時間帯に、複数回に分けた路上テストが認可された。これは自動運転路上テストが北京で正式に完成車無人段階に入ったことを示している。科技日報が伝えた。
同モデルエリアは2021年10月に無人化路上テストを許可し、運転手の置かれている位置変化に基づき、無人化を「助手席有人」「後部座席有人」「車外遠隔操作」という3つのテスト段階に分けた。同弁公室は2022年11月に関連企業が「後部座席有人」の路上テストを実施することを許可した。同モデルエリアでは現在まで無人化乗用車が累計で70台配置されており、無人化距離が130万キロメートルを超えていた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年1月9日