四川省達州市開江県にある約1733ヘクタールの上海ガニ生態養殖基地で今月25日、水揚げが本格的に始まった。独特な自然地理環境を生かした養殖が行われているため、同基地で育った上海ガニは大きく、味噌や内子がぎっしりと詰まっているほか、味わいも格別となっている。中央テレビ網が報じた。
養殖場を取材したところ、作業員約40人が設置積みのカニ籠を引き揚げ、大きく育った上海ガニがたくさん収穫されていた。作業員らはその後、大きさや質に基づいて、上海ガニを選別し、専用ケースに詰める作業を行っていた。
四川省東部に位置する開江県の北緯は約31度で、気候や降雨量が上海ガニの生長に特に適している。一般的な上海ガニの重さは150-200グラムであるのに対して、同県で育つ上海ガニの重さは最大で450グラムに達する。大きさのほか、色鮮やかで美しく、身や内子がとても美味しいのも特徴だ。
同県では10月下旬から上海ガニの水揚げが始まり、約2ヶ月続く。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年10月26日