中国製造業のモデル転換・高度化で上がった成果が改めて世界に評価された。世界経済フォーラム(WEF)は14日、第4次産業革命をリードする世界で最も先進的工場である「ライトハウス」を集めた「グローバルライトハウスネットワーク」に新たに11拠点の工場を認定し、そのうち5拠点は中国の工場であることを明らかにした。5拠点とは寧徳時代の宜賓工場、海爾(ハイアール)の青島工場、美的の順徳工場、三一重工の長沙工場、西部データの上海工場、のことだ。中国新聞網が伝えた。
現在までに、世界には114拠点の「ライトハウス」があり、うち42拠点が中国にあり、割合としては3割以上となっている。中国は現在、「ライトハウス」の数が最も多い国だ。
グローバルライトハウスネットワークとは、WEFが世界的なコンサルティング大手のマッキンゼーと協力して進めているプロジェクトで、第4次産業革命における先端技術の応用のリードに力を入れ、生産力と従業員の参加の度合いを深め続け、持続可能な発展とサプライチェーンの強靱性を促進することを目指すものだ。
ライトハウスは人工知能(AI)、3Dプリント、ビッグデータ分析など第4次産業革命の技術を利用し、効率と競争力を大規模に向上させ、ビジネスモデルを転換して経済成長を推進し、労働力の能力を増強するとともに、環境を保護し、各地域・各業界のメーカーが学習に参加するよう推進しているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年10月14日