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中国全国乗用車市場情報合同委員会が11日に発表した9月の中国の乗用車市場分析によると、電気自動車(EV)メーカー・テスラ(中国)の9月の出荷台数が8万3135台と過去最高を更新した。うち、ミドルサイズSUVの「Model Y」が5万1802台で、乗用車の出荷台数トップだった。中国新聞社が伝えた。
テスラによると、上海ギガファクトリーの1-9月期の出荷台数は48万台以上で、2021年の年間出荷台数に近づいた。テスラが今月3日に発表した第3四半期(7-9月)の出荷報告によると、世界で34万3000台以上を出荷し、2013年の同期と比べて62倍以上となり、世界の新エネ車の急速な発展の縮図となっている。
2012年を振り返ると、中国の新エネ車の販売台数はわずか2万台で、浸透率は1%未満だった。しかし、全国乗用車市場情報合同委員会によると、今年9月には新エネ車メーカーの出荷浸透率は29.4%に達した。全国政協経済委員会の副会長を務める、工業・情報化部(省)の苗圩・前部長は、「今年、新エネ車の販売台数は年間550万台と、昨年比で56%増になる見通し」としている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2022年10月12日