「世界熱帯雨林の日」にあたる6月22日、海南熱帯雨林国家公園を取材し、この「緑の楽園」で暮らす珍しい動物たちを近距離から観察してみた。人民網が伝えた。
同国家公園の森林率は95.85%に上り、森林は中国で最も集中的かつ最も優れた状態で保存され、連なる面積が最大で種類が最多の熱帯雨林を擁している。生物多様性は特にバラエティに富み、カイナンテナガザル、カイナンターミンジカ、バワンリントカゲモドキ、カイナンオウカリン、カイナンヒメタニワタリ(シダ)、フタバガキなど国家重点保護動植物が生息しており、世界の熱帯雨林の重要な構成要素であり、海南省で最も重要な生態学的防壁となっている。海南の「生態における緑の心臓」とも呼ばれており、中国を代表しているだけでなく、世界的にも保護的意義を備えている。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年6月23日