江西省鄱陽湖水文水資源モニタリングセンターは21日午後4時56分、4段階で最も低い青色洪水警報を発令した。同日午後4時に、中国最大の淡水湖・鄱陽湖の代表的な水文観測所・星子ステーションの水位が警戒水位を7センチ超えた。中国新聞社が報じた。
長江中・下流に位置する江西省ではここ連日、大雨が続いている。17日午前8時から21日午前6時にかけて、同省の平均降水量は126.7ミリに達した。
大雨が続き、贛江、撫河、信江、饒河、修河の5つの河川から鄱陽湖に流れ込む水の量が増加の一途をたどっている影響で、同湖の水位は急上昇。星子ステーションでは21日午前8時の時点で、18.93メートルに達し、午後4時の時点で、警戒水位の19メートルを超えた。
江西省の水文当局は、今後3日間、鄱陽湖の水位は引き続き上昇し、警戒水位を約40センチ超える洪水となる可能性もあると予想している。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年6月22日