中国地震台網センターによると、台湾地区で23日未明、地震が8回発生した。台湾地区メディアの報道をまとめると、現時点で、最大の地震は午前1時41分に台東県海域で発生したマグニチュード(M)6.6の地震で、震源の深さは20キロ。台湾地区全域で強い揺れを感じたという。その他、福建省の福州市、泉州市、厦門(アモイ)市などでも大きな揺れを感じた。中国新聞網が報じた。
国家地震台網の微博(ウェイボー) 公式アカウントの画面。
SNSには、台湾地区嘉義市の市民から「真夜中の地震は本当に怖い」、「すごい威力で、とても怖かった」、「もうちょっとで子供を抱いて逃げ出すところだった」などのコメントが寄せられている。同市消防局は、「被災状況を確認するために消防員を派遣した。現時点で、被害の報告はなく、関連の通報もない」としている。(編集KN)
地震で崩れ、石などが散らばった道路(写真提供・台湾聯合新聞網の映像を警察が提供)。
「人民網日本語版」2022年3月23日