中国有人宇宙飛行弁公室によると、有人宇宙船「神舟14号」と「長征2号F遥14」キャリアロケットが29日、打ち上げエリアに移動された。発射場の施設・設備はコンディションが良好で、今後は計画に基づき打ち上げ前の各種機能検査や共同テストなどの作業を展開する。
神舟14号は今年6月の打ち上げを予定している。3人の宇宙飛行士がコアモジュールに入り、軌道上に6ヶ月滞在する。神舟14号の乗組員は地上と協力し宇宙ステーションの組立・建設作業を行い、単一モジュールコンビネーション飛行から徐々に3モジュールコンビネーション飛行状態を完成させる。神舟14号の乗組員はさらに初めて実験モジュール「問天」「夢天」に入り、有人環境などを構築する。また、神舟14号と15号の乗組員が初めて軌道上での交代を実現し、共に宇宙ステーションに5−10日間滞在することで、連続有人滞在を実現する。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年5月30日