国家発展改革委員会は10日に「第14次五カ年計画バイオエコノミー発展計画」を発表した。これは中国で初めて打ち出されたバイオエコノミーに関する5カ年計画であり、バイオエコノミー発展における具体的な任務を明確にしたものだ。中国放送網が伝えた。
同計画は、バイオエコノミーを大きく強くするために努力し、2025年をめどにこれを質の高い発展を推進する強靱な原動力にすることを目指すと明確に示した。
同計画は5つの重要発展任務を明確にした。(1)バイオエコノミーのイノベーションの基礎固めに力を入れる(2)バイオエコノミーの基幹産業を育成し大きく発展させる(3)バイオマス(生物資源)の保護と利用を積極的に推進する(4)バイオセーフティー保障システムの構築を加速する(5)バイオ分野の政策環境の最適化に努力する。
同委イノベーション・ハイテク発展司の王翔副司長は、「この計画はバイオ医薬品、バイオ農業、バイオマスによる代替、バイオセーフティーの4大重点発展分野、そしてバイオ医薬品技術による恩恵の還元、現代型の種子産業のレベル向上など7項目の重要建設プロジェクトを打ち出した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月11日