香港特別行政区の第6期行政長官選挙が8日に実施され、李家超氏が高得票で当選した。
同日午前9時から11時半まで、香港特区選挙委員会委員が続々と香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターを訪れ、一人一票の無記名投票方式で、候補者の李氏に対する投票を行った。
香港基本法付属文書一は、行政長官は広範な代表性を有し、香港特別行政区の実際の状況と一致し、香港社会全体の利益を体現する選挙委員会が選出し、中央人民政府が任命すると定めている。
香港特区選挙管理委員会、選挙委員、候補者とその代理人、報道陣と大衆がモニタリングする中、投開票作業が緊張感を持ちつつも整然と行われた。
集計の結果、李氏が1416票を獲得。得票率は99.16%に達した。
選挙結果の発表後、李氏は「忠誠を尽くして断固として責任を担い、740万香港市民を団結させ、率いて、香港地区の新たな章を共に開く」と表明した。
李氏は出馬時のマニフェストで「政府のガバナンス能力を強化し、一致団結して市民の悩みを解決する」ことを強調。将来の施政において、結果を出すことを目標とし、市民のために物事を行い、成し遂げる政府を率いて、香港地区の競争力を全面的に高め、香港地区発展の強固な礎を固めるとした。
第6期行政長官の任期は2022年7月1日から2027年6月30日まで。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年5月9日