ウクライナ問題と台湾地区問題を同列に論じる声に対し、中国外交部(外務省)の汪文斌報道官が22日の定例記者会見でコメントした。
【記者】「ロシアはウクライナが独立国家ではないと言っている」ことと「中国は断固として台湾が中国の一部であると主張している」ことの間に比較可能性はあるか、同列に論じることはできるか?
【汪報道官】台湾地区問題についての言及があったからには、私のほうもここで再度強調しておきたい。世界には一つの中国しかなく、台湾地区が中国の領土の不可分の一部であることは、反論の余地がない歴史的・法理的事実だ。「一つの中国」原則は公認された国際関係準則であり、中国人民には国家主権と領土的一体性を守る強い決意、固い意志、強大な能力がある。(編集AK)
「人民網日本語版」2022年2月23日