国家外貨管理局が7日に発表したデータによると、今年4月末現在、中国の外貨準備高は3兆1197億ドル(1ドルは約130.4円)となった。
同局の王春英副局長兼報道官は、「4月には、中国の国境を越えた資金は全体として純流入の状態が続き、国内の外国為替市場は需給が基本的バランスを保った」と説明した。
王氏は、「目下の外部環境の複雑性と不確実性が増大している。世界経済の回復が減速し、国際金融市場の変動が大きい。しかし中国は新型コロナウイルス感染症対策と経済社会の発展を統一的に計画し、経済の強靱性が高く、ポテンシャルが十分にあり、融通の余地も大きく、長期的に好転するファンダメンタルズは変わらない。このことは外貨準備高の規模が全体として安定を維持する上でプラスに働くだろう」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月10日