「中共中央(中国共産党中央委員会)・国務院の全国統一大市場の建設加速に関する意見」が10日に発表された。新華社が伝えた。
全国統一大市場の建設は新たな発展構造を構築するための基礎的な支えであり内在的な要求だ。同意見は、全国統一の市場制度・ルール構築の加速、地方保護と市場分割の状況打破、経済の循環を制約する鍵となる行き詰まりの打開、商品・要素・資源のより広範囲におけるスムーズな流通促進、高効率で規範化された、公平な競争が行われる、十分に開放された全国統一大市場の建設加速、中国市場が大きな市場から強い市場への転換の全面的な推進、高基準の市場システムを建設して高水準の社会主義市場経済体制を構築するための堅固な支えの提供を行うことを明確にした。
同意見に基づくと、全国統一大市場の建設加速においては、国内需要に軸足を置き、循環をスムーズにすること▽問題の解決と建設の強化を同時に進め、制度を整備すること▽有効な市場と有為な政府▽体系的な協同、適切な推進——を活動原則とする。主な目標には、国内市場の高効率でスムーズな流通と大規模な拡大発展を持続的に推進する▽安定的・公平・透明で、予測可能なビジネス環境を加速的に構築する▽市場の取引コストをさらに引き下げる▽科学技術イノベーションと産業の高度化を促進する▽国際競争・国際協力に参加する上での新たな優位性を育成する——ことがある。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年4月11日