現場の作業環境をスキャンし、導線を正確に識別し、作業位置を特定する。寧夏回族自治区石嘴山市で15日午前、1台のロボットが活線作業絶縁バケットトラックを利用し、15メートルの上空で2本の「腕」を柔軟に動かした。すべての動きが一気呵成に行われた。これは配電網活線作業ロボットの石嘴山市における華々しい初「デビュー」だった。科技日報が伝えた。
国網石嘴山電力供給公司は実際のルートのシミュレーションと調整を経て、同作業ルートの設計的特徴、線材製法などと結びつけ、実情に基づきデータバンクを更新し、シーンモデリングパラメータを修正することで、最適化された作業制御ソフトウェア・プログラムの取得に成功した。作業員は今回の作業プロセスにおいて、端末の3Dモデルインターフェースによって遠隔操作を行う一方で、活線作業ロボットはロボットアームを使い工具を切り替えることで、絶縁被覆の剥ぎ取り、電線のキャッチ、2本のアームを使った線通しなど、全体の作業を秩序正しく行った。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年2月24日