北京駅と北京西駅の改札口に新たに10台の健康宝(健康状態確認アプリ)ロボットが設置された。1秒内に身分証明書をスキャンすることにより、検温、本人確認、健康状態、PCR検査、ワクチン接種、電子登録などの検査機能を行う。検査照合のペースを効果的に上げ、両駅の作業の圧力を緩和している。
1月17日は2022年「春運」(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)の初日だ。北京駅の旅客は毎日3万人を上回り、ピークの日は8万人を超える見通し。北京西駅の春運期間中の旅客数は300万人で、1日当たり7万5000人になる。
現場を訪れてみたところ、旅客が駅の改札口の健康宝ロボットの前で身分証明書をかざすと、ディスプレイに直ちに旅客の個人情報、健康宝の状態、PCR検査結果、新型コロナワクチン接種状況などが表示され、同時に音声で検温情報を伝えていた。
両駅の業務責任者によると、同システムは稼働開始後、速やかに警戒措置を講じ、裏方の管制と意思決定をサポートし、通過ペースを大幅に上げ、作業の圧力を軽減している。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月18日