寅年の春節(旧正月、2012年は2月1日)が近づくにつれ、干支のトラをモチーフとした花餑餑(飾り蒸しパン)が、市場で好調な売れ行きを見せ、ヒット商品となっている。山東省栄成市崖頭街道栄安社区(コミュニティ)にある花餑餑工場では、作業員が忙しく立ち働き、さまざまなデザインの花餑餑を制作していた。中国新聞網が報じた。
「膠東花餑餑」は、山東省の省級無形文化遺産に指定されており、膠東地区の住民にとって、年越しに欠かせない小麦粉食品となっている。
栄成市婦女聯合会は、数年前から、巾幗創客圓夢基地に委託して、地元女性たちが「膠東花餑餑」作りに携わるようけん引。彼女たちがもつ昔ながらの技を使い、豊かな暮らしを追求する道を模索している。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年1月21日