楊宇駐日臨時代理大使は17日、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長と会談した。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。
楊代理大使は「中国にとって北京冬季オリンピック、パラリンピックを成功させることは、国際社会への厳粛な約束だ。現在、北京冬季五輪の各準備はすでに全面的に整っている。中国は新型コロナウイルスのパンデミックなど多重の試練の克服に全力を挙げ、『グリーン、インクルーシブ、オープン、クリーン』という大会開催理念を全面的に実行に移し、団結・友愛、公平な競争、相互理解というオリンピック精神を大いに発揚し、『シンプル、セーフティ、ワンダフル』な大会を届け、パンデミックに苦しむ世界にさらに多くの団結、自信、力をもたらしていく」と表明。
「北京冬季五輪を支持し、スポーツの政治化に反対することは国際社会の普遍的コンセンサスであり、国際スポーツ界に共通の心の声でもある。そして相手国の五輪開催を支持し合うことは、中日両国首脳間の重要な共通認識だ。双方は今年の国交正常化50周年を契機に、オリンピック協力を強化し、人的・文化的交流を促進し、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築に助力するべきだ。中国側は北京冬季五輪への日本選手団の参加を歓迎し、中国に来る人々に便宜を図りたい。日本選手が北京冬季五輪で良い成績を収めることを願っている」とした。
山下会長は「日本選手団は近く中国へ行き、北京冬季五輪に参加する。日本の参加に対する中国側の力強い支持とサポートに感謝する。北京冬季五輪が必ず申し分のない成功を収めることを期待し、また信じている。日本側は中国側とともに両国首脳の重要な共通認識の精神を実行に移し、両国のオリンピック協力を推進したい」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年1月18日