黒竜江省黒河市の最低気温は12月16日、氷点下31度まで下がった。気温の低下にともない、中国とロシアの国境となっている河畔に霧氷が現れ、木の枝や葉っぱが真っ白に覆われる幻想的で美しい景色が広がった。中国語で「氷花」や「雪柳」とも呼ばれる霧氷は、果たして「氷」なのか、それとも「雪」なのだろうか?この神秘的な美しい景色を作りあげている霧氷は、実は、氷でも雪でもなく、「霜」の一種で、空気中で飽和状態に達した水蒸気が凝固・昇華して出来たものだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年12月17日