中国石油天然ガス集団(中国石油)新疆油田公司が6日に明らかにしたところによると、中国石油新疆油田呼図壁ガスタンクがすでに、「西気東輸」(西部地域の天然ガスを東部地域に輸送するプロジェクト)パイプラインへのガス供給を開始した。今冬と来春には西気東輸第2ルートと北疆環網に23億8000万立方メートルの天然ガスを供給する見込みだ。科技日報が伝えた。
2013年6月に完成し稼働開始した呼図壁ガスタンクは、中国石油で稼働開始したガスタンクの第1弾だ。現在までの採取・供給量はいずれも100億立方メートルを超えており、冬の天然ガス供給を力強く保障している。
中国最大の呼図壁ガスタンクは、西気東輸第2ルートで初の大型ガスタンクで、季節的なピーク調整と緊急時備蓄という2つの機能を持つ。西気東輸の天然ガス安定供給の保障、新疆北部の冬の天然ガス使用の逼迫緩和の重要な役割を果たす。
呼図壁ガスタンクの13のガス井は現在、効率的かつ秩序正しく生産している。12月には新たに3井が生産開始し、1日当たりのガス採取量が最大3000万立方メートルにのぼる見通しで、6000万世帯の毎日のガス使用を保障し、2億人近くに利益をもたらす。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年12月7日